家で仕事をする人の中には、田舎へ移住する人も増えてるみたい。
わたしの友達でも、東京から田舎へ移住した人がいる。
こんにちは。今日もおうちが恋しいこかです。
先日、遅めの夏期休暇を取得し、滋賀県の実家へ帰っていました。
わたしの地元は、1本で大阪まで出られますが、都会にはほど遠く、自然たっぷりの田舎とも違う「THE 郊外」です。
スーパーやホームセンターが充実していて、病院や図書館もきれいで、市内で暮らすにはよいですが、通勤は時間がかかるし、少し離れると田んぼや畑ばかりの街です。
田んぼや畑に囲まれて20年以上暮らしてきました。
10代、20代のころは「田舎だからイヤ!」と言っていましたが、最近は郊外のよさがわかってきました。
自分の気質や過ごし方をもとに環境を考えると、実は、住み慣れた郊外が最もしっくりくるんです。
今回は郊外暮らしの現実についてお話しします。
ぜひ最後までおつきあいください。
郊外住まいの現実【メリット編】
田舎じゃ普段からソーシャルディスタンス。
散歩してても、誰とも会わへん。
昔はイヤで堪らなかった郊外(自分の住む地域は田舎)暮らし。
しかし、自分の中で郊外暮らしの評価が上がってきています。
わたしが感じる郊外住まいのメリットをまとめます。
- 郊外住まいのメリット静か
- 季節を感じる
- 人に会わない
静か
とにかく、静かです。
図書館や自習室のピンと張り詰めた静けさでなく、時の流れがゆるやかで、かすかに生き物の泣き声や風の音が聞こえるような静けさです。
静かが最大のメリットだなと感じる理由は、一人暮らしをしているマンションで騒音に悩まされたことがあったからです。
自宅の裏で工事をしていて、ガシャーン、ドーンと大きな音に苦しんでいました。
騒音でイライラしたり、頭痛がしたり、集中できなかったり。
田舎の静かさは、心を落ち着かせてくれるし、読書や勉強にはもってこいです。
実家に戻って、静けさにホッとしました。
音の悩みから解放されましたね。
季節を感じる
田舎は四季の移ろいを楽しむことができます。
- 散歩中に出会う季節の野草
- 田んぼや畑の農作物の変化
- 日の出、日の入りの時間・方角
など、都会よりもダイレクトに季節を感じることが多いです。
日々、ストレスフルな生活をしている人にとって、自然の変化を見れば、心が癒されるのではないでしょうか。
自然界に注目していると、イヤなことも忘れられます。
春先になって、「あ、タンポポ咲いてる」と発見したときなどは、心がほっこりしますね。
人に会わない
田舎は人が少ないので、人と会う機会が少ないです。
近所づきあいはそれなりにありますが、密ができる心配はありません。
散歩中にスキップしてても誰にも会わないし、鼻歌を歌っていても平気です。
第三者に煩わされることもなく、のびのびと歩けます。
新型コロナウイルスが蔓延する前から、ソーシャルディスタンスがデフォルトでしたね。
郊外住まいのの現実【デメリット編】
郊外暮らしっていいところばかりじゃないやろ?
都会の人が、憧れて田舎暮らしをしても挫折してしまう原因は、田舎はつまらない上に不便だからだと思います。
おしゃれなお店は期待薄ですし、遊ぶ場所は本当に少ないです。
さて、わたしが感じる郊外住まいのデメリットをあげます。
- 郊外住まいのデメリット車必須
- 夜はまっくら
- 通勤に時間がかかる
車必須
車は必須です。
大人一人につき1台です。
車がないと、日々の買い物も、病院も行けません。
飲み会にも車で行き、ノンアルコールで参加です。
居酒屋にだって、駐車場があります。
車が乗れない人や交通の便利なところに住んでいる人にとっては、車生活はけっこう不便に感じるのではないでしょうか。
軽自動車でも十分です。車は必須です。
夜はまっくら
基本的に夜は出歩く人が少ないので、街灯が少なく、夜は真っ暗です。
9時くらいに帰っても、「遅くまで出かけてたなぁ」と感じます。
夜中にフラッとコンビニに行くなんてできません。
(徒歩圏内にコンビニがない)
月明かりがまぶしく感じるくらい、夜は暗いです。
通勤に時間がかかる
都心部に通勤する場合、通勤時間が長いです。
自宅から最寄駅に出て、最寄駅から職場の最寄駅に行って…
自宅から最寄駅までの交通機関が充実していたり、徒歩圏内だったりすれば、通勤の負担も軽減されるかもしれませんが、「駅まで車!」の場合は通勤の負担は結構大きいです。
運転した後に満員電車に乗るんですから…。
わたしも自宅から最寄駅までは車で行き、満員のJRに乗る生活をしていました。
帰りも同じように、電車に乗って、車を運転して帰ります。
残業でぐったりしてる時に、電車と車に乗るのはしんどかったです。
「在宅ワークなので郊外に住みます」は納得できる、しかし…
基本的に地元内で生活するならば、郊外(田舎)でも不便はないでしょうが、慣れるまではドラゴンボールの「精神と時の部屋」にいるようなものです。
何もない、ただただ静かな場所です。
在宅ワークメインの人は田舎に移住するって聞くけど…。
静かな田舎は集中できるし、在宅ワークの人にはよいと思います。
ただし、集中したいときだけ静かなわけではなく、一日中静かなんです。
仕事の時以外はにぎやかな方が好きな人ならば、物足りないかもしれません。
わたしの場合、元々コツコツ取り組むタイプで、2018年12月よりブログを始め、家で集中して作業する時間が増えました。
コツコツするブログ作業は静かな環境の方がよく、地元のよさを再発見できました。
また、2016年頃からシンプルライフ にハマり、「お金をかけずに暮らす」ことに興味を持ってから、自宅でゆったり過ごす時間が増えました。
自分は大勢の人の中で生活したいわけではないし、家にいるのが好きだし、静かな環境が好きだし。
自分の過ごし方や性格を考えると、自分に合う環境だなと地元が好きになりました。(ほんの最近のことですが)
「憧れの田舎生活」が誰にでも合うとは限りません。
自分の性質や家での過ごし方を振り返って、田舎が合うかどうかの見極めが大事だと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
一人でも多くの繊細さんが生きやすくなりますように。
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