一歩踏み出すのが怖いとき、勇気をもって乗り越える!
いや、やっぱり怖いしムリ…。
こんにちは。今日もおうちが恋しいこかです。
失敗や不透明な未来が怖くて、動けない。
でも、前に進まなきゃいけない。
前に進むのが怖いとき、あなたはどうしますか。
先日読んだ本で出会った「怖いままでいい」という言葉にハッとさせられました。
今回の記事は、「恐怖で動けない時、前に進めないとき、どうするか」です。
ぜひ最後までおつきあいください。
怖いままでいいので、進んでください。
前に進むのが怖いとき、恐怖を乗り越えなければいけないと思っていました。
しかし、乗り越えるのではなく、怖いまま進めばいいんです。
怖くて1歩も動けません。
友達から勧められて読んでいる「ニューヨークのライフコーチが教える ありのまま輝くエフォートレスな生き方」に載っていた一節です。
2001年、アメリカ同時多発テロが発生した現場で、燃え上がるワールドトレードセンタービル内の非常階段に1人の女性がうずくまっていました。
駆けつけた消防団員が女性を支えて階段降りようとしたところ、彼女は震えながらこう言いました。
「怖くて1歩も動けません。どうか私を置いて先に行ってください」
恐怖で身動きが取れなくなっている彼女に、消防団員はこう伝えました。
「怖いままでいいので進んでください」
すると彼女はゆっくりと立ち上がり、消防隊の手を借りてそろそろと階段を降り始めました。
ニューヨークのライフコーチが教える ありのまま輝くエフォートレスな生き方
怖いままでいいから動こう
目の前でごおごおと燃える炎。
自分がいるワールドトレードセンターがテロに狙われるなんて、現実のこととは思えません。
何が起こったのかわからず、怖くて怖くて仕方がなかったことでしょう。
怖いままうずくまっていたら、炎に飲まれて命を落とすところでした。
しかし、「怖いままでよい、怖くてもいいから動こう」と勇気を出して一歩踏み出したことで一人の女性の命が救われました。
現状を打破する必要はない
行動を起こすって、まずは不安を取り除いてから…と思ってた。
怖いままでもいいん?
「ワールドトレードセンターの女性の行動は命に関わる問題だから、恐怖を感じながらでも動けたんだよ」と思われるかもしれません。
でも、死ぬか生きるかの瀬戸際で恐れを感じながら動くのと、日常で感じる不安や恐怖を直面しながら動くことはまったく違う話でしょうか。
わたしは、日常でも同じだと思います。一歩踏み出すときは恐る恐るでいいと思います。
- 新しい職を探すとき
- 知らない土地で暮らすとき
- 好きな人に想いを伝えるとき
- たくさんの人の前で発言するとき
など。
怖くて、なかなか次の行動に起こせないシーンがあります。
不安や恐怖を感じているときの最初の一歩は、不安や恐怖を感じたままでいいんです。
人間は変わりたくない生き物
人間は変わりたくない生き物です。
誰にとっても、未来は不確実なもの。
よくなるかどうかわからないのに、不安や恐怖を乗り越えて行動を起こすなんてリスクが高すぎます。
「何とかなっている今」を捨ててまで変化を起こすなんて、ストレス以外の何者でもありません。
変化を避け、現状をキープしたいと願う人間の心理を現状維持バイアスと言います。
変化よりも現状を維持したいと思う人間の心理。
変わればよくなるとわかっていても、なかなか変われない、変化を恐れ、次の行動が起こせない状態のこと。
怖くて当たり前
一歩踏み出そうとしても、よくないことばかり考えてしまって…。
変わりたいとき、一歩踏み出したいとき、誰もが不安です。
変わりたくない、前に進みたくないと思うことは普通のことです。
不確実な未来に飛び込むのですから、怖くて当たり前です。
最初の一歩は不安なままでいいんです。
怖いまま、ゆっくりと小さく一歩前に踏み出すだけで十分です。
何か行動を起こすときに心の矯正は不要です。
今の気持ちのまま、前に進めばいいんです。
恐る恐る進んだ先にあるものは
怖くても一歩踏み出した先には、きっとあなたを助けてくれる人や幸せにしてくれる出来事があります。
不安と恐怖を感じたまま踏み出した先には、安心や喜びが待っています。
ワールドトレードセンターで恐怖を感じて動けなかった女性が一命を取り留めたのは、怖い気持ちを抱きつつも歩みを進めたから。
怖くても足を動かしたから、救われました。
今と違うところに行くのに、恐怖や不安を乗り越える必要はありません。
恐る恐る歩みを進めるだけで120点。
前に進むとき、恐れを取り除く必要はありません。
ドキドキしながらでもいい、ゆっくりとゆっくりと小さな一歩を歩んでみませんか。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
一人でも多くの繊細さんが生きやすくなりますように。
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