頼まれたら、つい引き受けてしまう。
断るのってニガテやわ。
できひんことはハッキリ断ってええんやで。
大切なあなたへ。今日もおうちが恋しいこかです。
今回のブログは、「仕事を断ることは悪いことじゃない、罪悪感を感じる必要はない」ということについて書きます。
NOをうまく言えない方のお力になればと思い、書いています。
断ることは大のニガテなわたしですが、先日、うまくお断りできたことがありました。
ずっと続けていたライティング案件を中断しました。
今の自分にとって大事なことは、ライターとしての幅を広げることです。他のスキルと掛け合わせたり、特化分野を作ったり。
お断りした案件を継続した先に、自分が大切にしているモノがなさそうと判断したため、お断りしました。
本日もぜひ最後までご覧ください。
仕事って、断っても大丈夫です
仕事は断っても大丈夫です。
できないことを約束すると、自分に負担がかかる上、相手に迷惑をかけるし、ロクなことがありません。
気まずさは一瞬、信頼は一生
断るとき、誰もが気まずさを感じます。
しかし、気まずさなんてほんの一瞬で、正当な理由で断った後には信頼が生まれます。
以前、勤めていたIT会社の社長は、お断りするときはハッキリとNOを言う方でした。
相手が上場企業であろうと、大口のお客様であろうと、ダメなものにはダメと言っていました。
うわ〜、いっつも強気で断るなぁ。
契約切られたら、どうするんやろ。
思慮浅いわたしは目先の利益のことしか考えず、一度、NOを言うと、金輪際、仕事がもらえなくなるんじゃないかと思っていました。
うまく断れば、失うものなんてない
上手に断ることは、自分にメリットがあります。
先ほどのIT会社の社長の場合も、断られた相手は一時的に気分を害していたかもしれません。
でも、それでも同じ相手から仕事を受注していました。
「あそこの社長さんは中途半端な仕事をしない人だ」と信頼と敬意を得ていたんです。
断る=機会損失とばかり思っていましたが、本当に大切なことさえ見失わずに断れば、失うものなんてありません。
罪悪感ゼロで仕事を断るコツ3つ
普段から断ることに慣れてたらええけど、やっぱり断るって勇気いるで。
罪悪感ゼロで仕事を断るコツをまとめてみました。
- 自分のために断る
- 理由を添えて断る
- 時間を置いて断る
自分のために断る
断る=拒絶ではありません。
断ることは自分を大事にすることです。
- 自分が本当にしたいこと
- 心から大事にしていること
- 最も価値を感じていること
上記のような、自分のコアとなる価値観を優先するための「断る」です。
自分のために断るということを忘れないようにしてくださいね。
理由を添えて断る
お断りするとき、必ず理由を添えてお断りします。
代替案があれば、代替案も伝えられるとよいよいですね。
相手は、こちらへ期待して、頼みごとをされます。
仕方ないとは言え、相手の希望に答えることができないので、相手の気持ちを害することのないよう、丁寧にお断りするようにしています。
時間を置いて断る
保留にして、後日お断りする方法です。
「京都人の『考えます』は断り文句」と同じです。
その場で断ろうとしても、つい引き受けてしまったり、急な判断を求められたり、自分の意に沿わない結果になりかねません。
いったん、時間を置いて、冷静になると、自分のペースでお断りしやすくなります。
自分のために断りました
冒頭のツイートの場合、最初は断ることを迷っていました。
1週間くらい考えました。
断ることを躊躇している理由は、先方との関係性や先方の都合など「自分の外」にあったんです。
本当に自分が大事にしないといけないのは、自分の目指す未来だなと思って。
思い切って、お断りしました。
きちんと理由を添えてお断りしたら、「今までありがとうございました」と言われました。
なぜ、断ると罪悪感を感じるのか
人間関係に亀裂が入ったり、相手の気分を害したり、慣習に習わなかったりすることを恐れるから、断ると罪悪感を感じるのではないでしょうか。
相手との関係性や感情、風習などと断ることを切り離して判断できないから、断ることに後ろめたさを感じるのだと思います。
わたしもなかなか断ることができませんでした。
しかし、正当な理由があって断ることと、相手を拒否することは違うなとわかりました。
仕事を断ることは人間性を否定することとは異なります。
むしろ、相手のことを大切にしたいからこそ、中途半端なYESを言いたくないと思うようにもなりました。
会社ではチームで動くため、個人の意思だけで拒否できないこともあります。
しかし、自分がコントロールできる範囲内であれば、「自分が本当に大切にしている価値観」と照らし合わせて、YES /NOの判断をしてみてください。
うまく断ることができれば、後々、あなたの人生でプラスに働くはずです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
一人でも多くの繊細さんが生きやすくなりますように。
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