出る杭は打たれるって言うやん?
やっぱり、みんなに合わせて生きる方がええんやろか?
自分らしさは大切や。
大切なあなたへ。今日もおうちが恋しいこかです。
個性的な人、変わっている人って嫌われやすいのでしょうか。
昔、同期と3人で新幹線に乗っているとき、寝ているわたしのことを二人が「あの子ってホント変わってるよね」と言っていたのを聞きました。
当時はショックでした。
でも、先輩に話すと「何それ!褒め言葉やん!!」と言われました。
本日は、「変わってる人」のわたしが、個性的な人、変わってる人について、記事を書きます。
ぜひ最後までご覧ください。
個性的な人、変わった人は嫌われる?
わたしは、個性的な人や変わった人のことが嫌いではありません。
むしろ、割と好きかもしれません。
「自分の期待と違う行動をする人=個性的な人」と捉えて、好き嫌いを判断しているように感じます。
「みんな一緒」に安心する
「みんなと一緒」に安心したことはありませんか。
「みんなと一緒」「平均的」に安心するせいか、「みんなと違うこと」をするのはとても勇気がいります。
また、「みんなと違うこと」をしたときの周りの冷たい目線も気になります。
みんなと違う音が鳴るピアニカ
転校生だったわたしは、みんなと違うピアニカを使っていました。
お父さんとお母さんに「新しい鍵盤ピアニカが欲しい」って言えなかった…。
みんなはアルトピアニカで、わたしはソプラノピアニカ。
自分だけ「ピーーー」っと高い音が出て、周りからいろいろ言われていました。
個性や異質なものが疎まれるのは、「みんなと一緒」じゃないという理由が大きいのかもしれません。
個性なんて、自分の武器のひとつだなと思った話
大人になってからは、個性って名刺代わりだなと思うようになりました。
珍しい苗字でトクをする
わたしの旧姓は珍しい苗字です。ハンコは誂えで、漢字が読めない方もいます。
苗字のことでからかわれ、嫌な思いをしたこともあります。
しかし、苗字が自分の「個性」となり、自分の印象に貢献してくれたことがありました。
自分の武器になれば、個性を愛おしく感じられる
卒業してから10年以上お会いしていない大学教授が、わたしのことを覚えてくれていました。
交友会の行事でご挨拶したときのことです。
うーん、きっと向こうはわたしのこと忘れてるだろうなぁ
しかし、教授の第一声は予想を裏切るものでした。
「お久しぶりです。珍しい苗字の方ですよね。覚えていますよ」と。
1回生の前期だけ教わった教授が自分のことを覚えてくださっていたことに、驚きました。
あれだけ嫌だった苗字が愛おしく感じ、「苗字も個性。個性は自分の武器のひとつ」と思えるようになりました。
「みんなと一緒」だけが正義じゃないんです。
個性的と非常識はまったく違う
個性的と非常識はまったく違います。
実は、10代のころは個性的=型破り、常識外れと認識していました。
個性的は自分らしくあること、居心地よくいられること
個性的とは、あくまでも自分らしくあること、自分が居心地よくいられることだと思います。
マナーや節度を無視して、我を通すのではありません。
窮屈な思いをせず、着飾らない自分というイメージでしょうか。
「個性的な人は嫌われる」と言われるゆえんは、「個性的な人=非常識な人」という認識も手伝っているように思います。
自分が個性を殺していた話
とある方のラジオを聴いていて、自分が個性を殺していたことに気づきました。
秘書をして「ええとこのお嬢さん」風になりました
秘書時代、マナーや対応力を身につけることができました。
敬語も学んだし、わたしでも「ええとこのお嬢さん」風(あくまでも「風」)になれました。
しかし、同時に、段々と枠の中に納まってしまったと言うか、個性を殺すようになってしまったと言うか。
「こうしておいた方がええやろな」と無難な模範解答的反応ばかりするようになりました。
悪くないけれども、なんとなく居心地の悪さを感じていました。
でも、何が原因か気づけず。
無意識のうちに、無難な最大公約数的な反応ばかりをしていて、個性を埋没させてしまっていたんです。
「マナーや常識を尊重した上で、個性を愛してあげないと自分がしんどい!」と気づきました。
個性的な人、変わった人でいいじゃない
「出る杭は打たれる」
個性的な人、変わった人は世間から疎まれることが多いです。
でも、「自分の個性」が相手の求めるものに合致しなかっただけ。
ただ、相手の期待や希望に添えなかっただけではないでしょうか。
自分の個性に問題を感じる必要はないかもしれません。
確かに、「みんなと一緒」は安心しますが、自分らしくいられることが第一です。
日に日に多様性が認められるようになる現代で、「個性的な人間は嫌われる」と恐れず、自分らしさを素直に解放してあげてください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
一人でも多くの繊細さんが生きやすくなりますように。
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