こんにちは。今日もおうちが恋しいこかです。
HSPにとって苦手だけれども、避けては通れない「雑談」
昔、営業職だったとき、雑談が苦手で困りました。
しかし、営業を通じて色々な方とお話ししているうちに、HSPが無理せず雑談に対処できるスキルが蓄積されていきました。
自分が無理して話すのではなく、周りが会話を進めやすいようにすることがHSPのわたしにとっては最適な雑談対処法でした。
今回の記事は、HSPにとっての雑談対処法です。
ぜひ最後までご覧ください。
雑談が苦手なHSP
HSPは雑談が苦手です。
1対1の会話ならば苦になりませんが、たくさんの人がいる中で他愛ない会話をするとなると難しく感じてしまいます。
話を深読みしてしまったり、話の矛盾が気になったり、雑談に参加しているメンバーの表情などが気になったり…。
色々なことが気になってしまうため、雑談に参加するととっても自身を消耗してしまいます。
雑談の対処法の手順は3つだけ
雑談が苦手と言っても、「雑談」は避けて通れない。
わたしの雑談対処法は自分から頑張って会話をする方法ではありません。
相手に会話の主導権を握っておいてもらい、自分は無理せず雑談に参加する方法です。
- 苦手な時間を認識
- 聞き役に徹する
- 笑顔を忘れない
本屋さんで見かけるコミュニケーション本はHSPにとっては難しく、それがまたまたストレスになりがちです。
わたしの雑談対処法はとっても簡単です。詳しくお話ししますね。
苦手な時間を意識
まず、「雑談=苦手な時間が始まった」というフラグを立てます。
「苦手な時間が始まった、あの対処法を使おう」と雑談対処モードをオンします。
雑談が始まったという認識をせずに、雑談に参加してしまうとオロオロするばかりです。
自分の中でモードの切り替えをします。
聞き役に徹する
無理に話そうとせず、聞き役に徹します。
無理に面白いことや気の利いたことを言おうとすると、HSPにとっては疲れるだけ。
聞き役にまわる方が自分にとって心地よいです。
聞き役にまわるときのポイントは以下の2点です。
- 深読みしない
- 相槌を打つ
深読みしない
ものごとを深く捉える傾向があるHSPは、雑談(ライトトーク)でもつい深く考えてしまいます。
雑談はあくまでもその場限りの他愛もない会話。
深く捉えて、意味深な発言をしないように気をつけましょう。
相槌を打つ
「へぇ」「はい」「うん」などの相槌ではなく、相手の言葉の一部を繰り返す相槌が効果的です。
会話が自然とつながるので、わたしは多用しています。
例えば…
週末に、近所に新しくオープンしたイタリアンに行ってきたで。
新しくできたイタリアン…
そう、そう。
家から歩いて5分のところにオープンしたお店があって〜…
相手の言葉をそのままくり返すのではなく、一部を繰り返し、次の会話を促す方法です。
「へ〜ぇ」や「そうなんだ」と言ってしまうと会話が終わってしまいます。
適切な相槌をくり返すことで相手に会話を進めてもらいつつ、自分が無理して話題を提供する必要もありません。
「気の利いたことを言わなきゃ」と焦るとき、よく使っています。
笑顔を忘れない
一番大事なことは、雑談中も楽しそうにすること、笑顔でいることです。
苦手な場にいながら笑うのは困難なことですが、ニコニコしているだけで十分です。
声を出して笑うこともあります。
HSPにとって雑談を楽しむことはハードルが高すぎること。
苦手だからと言ってムスッとしていると、「あのときの自分の態度よくなかったな…。周りの人へ嫌な気持ちをさせたかもしれないな…」と結局後悔することに。
雑談の最中に無理をすることも、雑談後に激しい自責の念に駆られることも両方回避したいですよね。
雑談で無理に話題提供をせずとも、笑顔で雑談の場に参加していればよいのです。
雑談で自分を苦しめない
HSPにとって、雑談は苦手なひとときです。
しかし、社会生活を営む上で避けては通れないひととき。
- 雑談の場で無理しない、頑張りすぎない
- 雑談終了後に、ひとり反省会をしない
とにかく、自分がしんどくならないように雑談をやり過ごしましょう。
わたしの経験では笑顔でいることが一番効果的でした。
笑顔は自分も周りも癒しますね。
一人でも多くの繊細さんが生きやすくなりますように。
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