自分のことをHSPだと認識したのは、つい最近のこと。
それまでは「う〜ん、なんで人と違うのかな」と感じていました。
こんにちは。今日もおうちが恋しいこかです。
就活で「自己分析をしなさい!」とあれほど言われたのに、自分のことがまだまだわかっていません。
HSP気質について気づいたのも、つい最近のことです。
HSP気質を認識させるような体験と知識がかけ合わさって、自分への理解が深まりました。
診断テストだけではなかなか自分のことはわかりません。
ぜひ最後までおつきあいください。
わたし、HSPかも?
自分のことをHSPかもしれないとはっきり意識したのは、2019年秋のことです。
つい最近やん…。
2018年9月に武田由紀さんの『「繊細さん」の本」を読み、「あ〜〜、ちょっとあてはまるところあるかもな〜」と思っていましたが、自分ゴトとして受け取っていませんでした。
相席になった女性の話に共感
ランチ中に、隣の女性が「仕事がツライ」と泣いていたとき、つい声をかけてしまったことがあります。
「昔、わたしも同じようなこと思ってて、会社辞めたけど、なんとかなってるから」と。
彼女の話していることが昔の自分そっくりで、放っておけなかったです。
わたしが伝えたかったことは、「がんばりすぎないで」という一言でした。
彼女にたった一言伝えるのに、自分まで泣きそうになりました。
ちょうど一年前のブログに書いています↓
自分は変わった人?
ランチを終えて、職場に戻り、話の一部始終を同僚に話しました。
同僚の反応は、「(知らない人のことにそこまで肩入れして)あなた大丈夫…?」と不審そうな表情。
自分が「ちょっと変わってる人」なのかと感じました。
相席になった人の話を聞いて、声をかけるってやっぱりヘン?
後からじっくり考えてわかりました。
「人の話に共感しすぎてしまう、『繊細さん』の本に載ってたやつや。わたし、HSPなのか」と。
後日談
Twitterのフォロワーさんからは、わたしの行動に対して前向きな反応をいただき、ほっとしました。
おはようございます🌈
昨日、「営業が辛い」と泣いている女性が
いました。
同僚は「先輩たちみたいに頑張ろうよ」と
励ましていましたが、一向に泣き止まず。「横からごめんね。
会社辞めても何とかなるよ」って
つい言っちゃいました。限界まで頑張っている彼女に
頑張れなんて言えない。— コツコツこか🌈AM5時のブロガー (@positive_coca) September 12, 2019
繊細さんを知っていたおかげで救われた
事前に「繊細さん」を読んでいたおかげで、自分の取った行動が理解できました。
HSPの特徴のひとつに「共感性が高い」という特徴があります。
HSP特有の強い感受性や共感性が要因で、HSPは目の前の出来事に強く感情移入してしまいます。
映画を見ていて涙を流したり、暴力的なシーンを見て自分も痛みを感じたりするのも共感性の一種です。
わたしが泣いていた女性に共感したのも、HSP特有の強い共感性の現れだと思います。
知識は身を救う
知識は自分を救ってくれます。
もし、「繊細さんの本」を読まずに、今回の出来事に遭遇し、同僚に「大丈夫?」と言われたら、ショックだったと思うんです。
「わたし、ヘン?間違ったことした?お節介?」と後悔の無限ループにハマっていたはずです。
↓
「自分間違ったことした?」のループ
↓
答えが出ずに疲れる
きっとしばらく気にしていたでしょうね。
でも、本を読んで知識を身につけていたから、「これってひょっとして…?」と後悔の無限ループにハマらずにすみました。
↓
自分が取った行動や感じた気持ちは、前に見たアレ?
↓
アタマの中の引き出しを探る
↓
自分は繊細さんだと知る
↓
ひとまず安心する
ケガをしたとき、応急処置の方法を知っている場合と知らない場合では回復に差が出ますよね。
知識の有無で変わる結果がたくさんあります。
体験×知識=自己理解
自分がHSPかもしれないと認識したきっかけは、飲食店での何気ない出来事と本で得た知識がかけ合わさった結果でした。
知識がなければ、「自分っておかしな人」と自分にレッテルを貼って、ちょっとツライ思いをしたことでしょう。
実生活での体験とHSPについての知識が融合して初めて自分への理解が深まりました。
HSP診断テストで判断するのも悪くないですが、型で判断するのみが「自分」ではないと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
一人でも多くの繊細さんが生きやすくなりますように。
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